ギャンブルは基本的に現金が必要である。大きなカジノ等はクレジットカードが使えるようだが、それはそれでかなり危険である。
し、胴元もクレカで手数料取られたり、取りっぱぐれるぐらいなら現金での賭け事が普通になっていく。これは裏も表も同じルール。
1つだけ特殊なケースを知っているのだが、僕は興味が無くて未経験。ですのでこちらは体験談では無く、知り合いの話になるので近いうちに機会があれば話すとする。
ともかく、ギャンブルには現金が必要なのである。
そしてギャンブル中毒になると、この「掛け金」を作る行為で色々なことをしてしまうのである。
生活費や旅費、学費などの使ってはいけないお金に手を出してしまうのは良くある話。これだけに止まらずに、借金も良くある話。消費者金融は入口も入口。酷いと闇金などもある。
某漫画の世界。あれは全然、漫画の中だけの世界では無い。あのような取り立てがあるかは知らないが、闇金融はその辺に点在する。
一度借りてしまうとおしまい。闇金融にはその認識が特に強かったので、幸い僕は手を出していない。
これも僕は手を出していないが、今は闇バイトというものもある。完全に犯罪だが、みさかえが無くなってしまったら、手を出してしまう人もいるかもしれないので注意してください。本当に。
僕の場合は手を出しちゃいけないお金に手をつけてギャンブルする事が多かった。
一月の遊んでも良い余剰金なんかはすぐに無くなり、その後は支払に当てようと思っていたお金に手をだす。その日のうちに戻せば何も問題ないと自分に言い聞かせて勝負をしてしまう。そして正直、何度も何度もそれを成功させている。それが感覚を狂わせる1つでもある。
前の記事でも書いたが、酷い時は賭けて負けたお金を取り返して、その後取り戻したものを回収されて、元々負けてた金額を大きく超えて更に負ける。
これの繰り返しをしていた。
自分のクレジットカードの支払い分から使って、しまいには家族の生活費にまで・・・。
借りたりしてどうにか支払いして。ずーっと自転車操業・・・。
大きく勝つ時もある。
そう、何百万単位と。
そんな時に半分は返済で即消えていく。その後は少し贅沢をする。旅行に行ったり、小物を買ったり。そして次にする行為が「ギャンブル」だ。
旅行に行こうが、何かブランド物を買おうが、現金が無ければ次のギャンブルに参加が出来ないので、極力節約する。その節約術があれば、本来なら金が貯まる。だが僕らギャンブル中毒はギャンブルするために節約するのだ。
そして、必ず同じ月に持ち金全部やられる。勝ち分なんか全部、消える。
その労力や、節約術のみ発揮出来ればギャンブラーはどれだけ得しているだろう。
だが僕らを突き動かすその節約心は「掛け金」から来ているので、決して良い物ではない。
この繰り返しに、しっかり自分は気付いているんです。分かってるんです。
本当に。
でもギャンブル中毒には皆、同じマインドがあると思うのだが、「負けたその瞬間にしか後悔をしない」から、少しでも手元に現金ができたらもうすぐに思考回路変更。出来もしないのに、「このうちの少しだけなら負けても良いから、これだけやろうかな・・・」って。全部使うのに。
毎回使い切るまでわからないし、気付かない。これが本物のギャンブル中毒者。終わってます。本当に。
ギャンブルをやりながらお金を貯めたり、楽しんだり、出来る一部の人が羨ましいです。僕には無理。辞める以外、何もない。
続く

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